Gemma 4はリリース後、1億2000万回以上ダウンロードされました。オフラインデモでは、ネット接続なしでもPixel端末上で画像認識や数学的推論が可能であることが示されました。

5月24日、Google DeepMindのオマール・サンセヴィエロ氏は、Apache 2.0ライセンスの下で4月2日にリリースされたGemma 4のダウンロード数が1億2000万回を突破したことを発表し、端末内でのAI利用の流れを『驚異的』と評しました。この数字により、全世代を合わせたGemmaファミリー全体の累計ダウンロード数は4億回を超え、Hugging Face上でも10万種類以上のコミュニティ製派生モデルが公開されています。Gemma 4はE2B、E4B、26B規模のMixture-of-Expertsモデル、そして31B規模の高密度モデルの4種類が提供され、うち最小サイズの2つはQualcommおよびMediaTekと共同開発され、4ビット量子化時には1.5GB未満のメモリ消費で効率的な端末内推論が可能です。

この節目を記念してGoogleのエンジニアたちは実証実験も行い、携帯電波やWi-Fiが届かない遠隔地へ実験用Gemma 4アプリを搭載したPixel端末と試作中のディスプレイ付きグラスを持ち込み、サーバーへの通信を一切行わずにオフライン状態での画像認識、手書き文字による数学的推論、ツール呼び出しといった機能を検証しました。またGoogleはE2BおよびE4Bモデルを、今年後半に主力端末向けに導入予定のAndroidシステム全体向け端末内AIモデル『Gemini Nano 4』の基盤として設計しており、すでにGemini Nanoは1億4000万台以上のAndroid端末で稼働中です。多様なモダリティに対応するアーキテクチャ、ネイティブな関数呼び出し機能、そしてオフライン対応性を兼ね備えたGemma 4は、Appleの端末内知能化技術群に対抗するプラットフォームとしての地位を確立しつつあります。

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